格安USB MIDIキーボードとSynth1の使い方 1
わたしはDTM(デスクトップミュージック)をしていて
M-AUDIO社のKEYSTATION MINI 32 Ⅱ
というUSB MIDIキーボードを一年ほど使っています。
【MIDIキーボードについて】
USB MIDIキーボードは
DTMをする上ではやっぱりあったほうが便利です。
(ちなみにわたしは最初のころはマウスだけでやってました。)
DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトへのノート(音)の打ち込みや
楽曲の和音(コード)や音符(ノート)の耳コピや作曲
さらに鍵盤が弾ける人ならノートパソコンとアンプがあればライブ演奏でも有用です。
発売されているUSB MIDIキーボードの種類も色々あります。
鍵盤の大きさがピアノ鍵盤サイズ、ミニ鍵盤サイズ。
鍵盤数も25のミニサイズから88のフルサイズまであります。
一番の売れ筋といいますか、使い勝手のいいのは
鍵盤数が49のピアノ鍵盤サイズのものでしょうか。
ピアノをやっていたという方でも指が馴染むでしょうし、
将来バンドのライブ演奏でも使いたいという要求にも
十分応えてくれると思われます。
しかし、わたしが選んだのは鍵盤数32のミニ鍵盤のキーボードでした。
【ミニ鍵盤のキーボードを選んだ理由】
わたしは鍵盤楽器は他に鍵盤数61のピアノ鍵盤サイズの
シンセサイザーを持っています。
これが大きくて(幅が90cmほどあります)
センセサイザー専用のスタンドに置きっぱなしとなります。
弾くのにいちいちシンセサイザーの前に座って弾かなければなりません。
そのため弾くのがだんだん煩わしくなり
すっかりお蔵入りさせてしまったという
ありがちな前科があったのです(汗)
その経験から
・小さくて軽く、身近におけるサイズ。
・ベースEを押さえてEmaj7が押さえられる鍵盤数は欲しい
ということで
このKEYSTATIONmini32を購入したのでした。
お値段は4,815円でした。
【MIDIキーボードの鳴らし方】
USBMIDIキーボードはPCに繋いだだけでは音はでません。
MIDIキーボードに付属しているDAWソフトか
フリーのソフトシンセサイザーを用いて音を出します。
DAWソフトを使う
付属しているDAWソフトをパソコンにインストールして起動。
新規トラックを作成してピアノやギターの音源を割り当てることで音が出ます。
DAWソフトの使い方に準じます。
注意することはDAWソフトの中には
オーディオデバイスを1つしか認識できないものがあります。
どういうことかというと、
パソコンでDAWソフトを起動させると、
たとえばYoutubeの音楽やWindowsMediaPlayerの音が
出なくなるのです。
これではPCで音楽を聞きながら
その音楽の音にMIDIキーボードの音を重ねながら
ノートやコードを耳コピする
といった使い方はできません。
(ちなみにわたしは絶対音感がないので音楽を聞きながら耳コピしています)
そこでDAWソフトを使わないで、
Youtubeを聞きながらMIDIキーボードも鳴らせるという方法があります。
Synth1
用意するのは
Synth1というソフトシンセサイザー
SAVIhostというシンセサイザーソフトを独立して起動させるソフト
の2つのフリーソフトです。
リンク先からダウンロードしてインストールします。
どちらも32bit、64bit版があります。
わたしは64BitOSを使っているので64bit版をダウンロードしました。
Synth1はダウンロードしたZIPファイルを解凍させるだけでOKです。
SAVIhostもダウンロードしたZIPファイルを解凍させてください。
そうすると以下のファイルが入っています。
この中のSAVIhost.exeファイルを
先程解凍したSynth1ファイルにコピーします
このSAVIhost.exeをダブルクリックすると
「ファイルを開く」というウィンドウが出ます。
ここでSynth1 vst.Dllファイルを選択して開く(O)をクリックするとSynth1が起動します。
先にMIDIキーボードは繋いでおいてください。
64BitのPCを使っていてもSynth1 vst.dllを選択してください。
Synth1の音はDAWソフトの音に比べると
いかにも昔のコンピューター音楽の音が出ますが
耳コピには十分です。
続く
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