傷を付けない洗車方法 その2
前回からの続き
【準備】
事前にワックス、コーティング等、施してあることが必要です。
わたしはCCウォータープラスを使っています。
施工が簡単なので使っています。

用意するのはバケツ、スポンジ、食器用洗剤、
画像にはありませんが、ボタンのついてない全身雨具(カッパ等)です。
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スポンジ
できるだけ柔らかい物を選ぶ必要があります。
よく黄色いスポンジが売ってますが、あれは硬いのでダメです。
シュアラスター社製の”黒いスポンジ”が、ボディに対して最も”優しい”スポンジのようです。
ただ高価です。一個1000円ぐらいしたと思います。
しかしサードパーティーから類似品が一個198円で売っています。
わたしはそれを使用しています。
フカフカ、ヤワヤワです。
カー用品量販店で、シュアラスターのスポンジの近くにこっそりおいてありました。
食器用洗剤
洗車界(?)において、食器用洗剤を用いる人は多いようです。
中でも”ジョイ”がよく使われています。
たしかによく落ちるのですが、(弱)アルカリ性というのが気になります。
わたしは中性洗剤の”マジカ”を使っています。
そして後は”雨の日”を待つだけです。
【雨の日洗車方法】
実践画像です
わたしの汚れたクルマです。
ホコリが積もったあとに、雨が降ったりするとこうなります。


では雨の日に洗車します。
1.
雨が降り出して数時間たった後、カッパを着て外に出る。
そしてクルマにホースで水を掛けて汚れを落とす。
2.
バケツに水と洗剤を入れ泡だてる。
3.
スポンジを使ってクルマ全体をよく洗う。
4.
水を掛けて洗剤をよく洗い流す
5.
後は雨の中放置して、ボディに残った水道水を雨水に置換させる
これで終わりです。
下の画像は次の日の朝の状態です。
多少水滴は残っていますが、あの汚れがほぼキレイになっています。
洗車後数時間、雨は降り続いたのです。
けれども肉眼で確認できる、雨からの汚れはほぼついていないようです。
雨水にはミネラル成分が溶け込んでいません
前回の記事で触れたようなミネラル成分の蒸着が起こらないので、ほぼキレイに蒸発します。
(コーティング剤の強力な疎水力で、雨水が流れ落ちている、ということもあります)
水道水を雨水が十分に流してくれれば、クロスで拭き上げる必要がない。
これが雨の日洗車の最重要点です。
たとえこの残った水滴に、ホコリがついてそのまま乾燥したとしても、汚れは最小限ですみます。
つまり雨の日洗車は完全にキレイにすることを目的としません。
上の洗車前の画像のような汚れで走るのはあまりにも気が引ける。
でも洗車してできるだけキズをつけたくないし、洗車後に多少は汚れが残ってもいい。
とにかく手軽に洗車を済ませたい。
という人向けの超お手軽洗車方法なのです。
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【留意点】
・拭き上げに使うマイクロファイバーやユニセームは常にキレイにしておく。
・降雪ではやったことがないのでわかりません。
・雨の日洗車後、土砂降りの雨なら30分、普通の雨なら1~2時間の降雨で雨水に置換されます。
はじめのうちは雨水洗浄時間は余裕を見たほうがいいでしょう。
雲行きがすぐ晴れそうな場合、霧雨の場合は止めてください。
・雨の振り出し後は空気中の汚れを含んでいるので、数時間振ってから洗車します。
・洗車中に雨が上がった場合は仕方がないので通常の洗車方法にする。
拭き上げにはユニセームを使う。(トップ画像:右から二番目)
ユニセームはマイクロファイバーよりもクルマに優しいです。
・コーティング剤の耐久性によっては、または水垢等の汚れが溜まってきた場合は、数ヶ月一回の割合で通常の洗車(コーティング塗布)をする必要があります。
・マジカは泡切れがいいので雨の日洗車でも有効ですw
・ボタンがない、もしくはむき出しになっていない雨合羽を用意する理由は、そのボタンがクルマに当って傷がつかないようにするためです。
・3月~4月は花粉や黄砂が大量に空気中に飛んでいます。
よって雨の日洗車をしても、水滴にすぐ花粉や黄砂が付着するので、乾燥しても結構汚れがついた状態になります。
この時期の雨の日洗車は目を見張る効果はありません。
【まとめ】
青空駐車しているクルマを、キレイに保つのは並大抵ではありません。
「やっぱりガレージとかイイなぁ。次のクルマにはせめて屋根付きポートとか欲しいなぁ」
と、いつも思ってます(*^^*)
なお、
洗車に関してはあくまでも自己責任でおねがいします。
さらに、雨の日に洗車している姿は、普通の人から見るとやっぱり”変な人”に視られる可能性大です。
気をつけてください。(汗)
日常science系